先週は社会保障審議会では介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第27回)が開催されています。株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。メルマガ登録していただくと、最新情報がお手元に届きます。登録は「こちら」はい、こんにちは。介護と言えば日本経営、株式会社日本経営の沼田です。介護保険最新情報と介護報酬改定のトピックということで、2023年9月17日から9月23日までに出された情報についてお送りしています。免責事項です。動画視聴に際しては本内容をよくよくご理解の上、用法用量を守り正しくご視聴ください。目次です。本期間中は介護保険最新情報の更新がありませんでしたので、報告を割愛いたします。社会保障審議会では介護給付費分科会が開催されていましたので、そちらについてお伝えをしてまいります。では、介護保険最新情報については飛ばしまして、社会保障審議会介護給付費分科会のトピックからお伝えします。社会保障審議会介護給付費分科会は、今回は介護報酬改定検証・研究委員会(第27回)として開催され、議題としては令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査 (令和5年度調査)の結果(速報値)について、が話し合われました。前回の介護報酬改定の効果検証等を行う調査ということで、本動画でも調査の協力依頼の案内を何度か発信しておりましたが、今年7月に該当施設に発信され、8月末までに回答期限を設けておりましたので、その集計結果が出てこちらにまとめられた、という形のようです。あらためて、今回の調査項目6つを紹介いたしますと、(1)介護サービス事業者における業務継続に向けた取組状況の把握およびICTの活用状況に関する調査研究事業(2)介護老人保健施設及び介護医療院におけるサービス提供実態等に関する調査研究事業(3)個室ユニット型施設の整備・運営状況に関する調査研究事業(4)LIFEの活用状況の把握およびADL維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業(5)認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把握・検証、必要な対応の検討に関する調査研究事業(6)認知症介護基礎研修受講義務付けの効果に関する調査研究事業の6つになります。残念ながら資料が非常に多いので、内容の紹介を動画で行うことはできませんが、例として最初の資料をひとつめくってみると、こんな感じで調査結果が表現されています。こちらの設問は、BCPの策定状況と策定時期について確認したものになりますが、まずその基本的な策定状況がこのようになっています。こちらを見ると、感染症BCP、自然災害BCPともに策定に着手している事業所は80%を超えている感じです。BCPが何であるかよくわからない、何から着手してよいか分からない、という事業所も多かったと思いますが、期限のこともありますので、なんとか分からないながらも動き出しているところが多い、というようなデータとなっているようです。こちらを見て、それでも未だにまったくの未着手であるという事業所は、少し危機感をもつべきかもしれない、とお伝えできるのかと思います。このような感じで、とくに前回の介護報酬改定で変わった部分について、他事業所ではどのような状況にあるのか、確認をすることのできる資料となっていますので、ぜひ気になる方は訪れてご確認をしてみてください。以上、今週の介護保険最新情報でした。今週もご視聴いただきありがとうございました。