先週は「介護保険最新情報」が発出されました。また社会保障審議会介護保険部会においては第101回が開催され、地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について話し合われました。株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。vol.1112 令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和4年度調査)への協力依頼株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。%3Cdiv%20style%3D%22padding%3A56.25%25%200%200%200%3Bposition%3Arelative%3B%22%3E%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fvideo%2F774505170%3Fh%3D5058b7cc1c%26amp%3Bbadge%3D0%26amp%3Bautopause%3D0%26amp%3Bplayer_id%3D0%26amp%3Bapp_id%3D58479%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20style%3D%22position%3Aabsolute%3Btop%3A0%3Bleft%3A0%3Bwidth%3A100%25%3Bheight%3A100%25%3B%22%20title%3D%221_%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%83%85%E5%A0%B12022%E5%B9%B411%E6%9C%883%E9%80%B1%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fapi%2Fplayer.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eこの動画はご自由にご覧いただけます。ぜひ事業所内で転送し、ご活用ください。メルマガ登録していただくと、最新情報がお手元に届きます。登録は「こちら」はい、こんにちわ。介護と言えば日本経営、株式会社日本経営の沼田です。今週も介護保険最新情報と介護報酬改定の最新トピックをお送りしてまいります。(免責事項:動画視聴に際しては本内容をよくよくご理解の上、用法用量を守り正しくご視聴ください。)目次です。先週は介護保険最新情報と介護保険部会の両方が更新されましたので、その内容についてお伝えをしていきます。では、介護保険最新情報です11月16日に発信されました第1112号では、令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和4年度調査)への協力依頼(3回目)について、と出されました。こちら、もう第3回目となる、令和3年度の介護報酬改定の振り返り調査について、対象に選ばれた施設に対する再三の協力依頼です。提出期限を延長して回収に当たっているので、ぜひご協力くださいということです。つづいて、社会保障審議会介護保険部会のトピックについてまいります。11月14日月曜日に開催されました第101回介護保険部会ですが、議題は「地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について」となっています。議題の内訳についてはこちら。テーマが非常に多いので、2回に分けて議論されるようです。前半の今回はこちらの(1)について議論され、残りの(2)と(3)については次回11月24日開催分に持ち越されることになります。非常に数が多いので、本動画では一言ずつの紹介に留め、深掘りについては「聞き流し社保審」の方でピックアップしていきたいと思います。悪しからずご了承ください。では早速参ります。まずは地域の実情に応じた介護サービスの基盤整備。各自治体が地域の実情に合わせて介護サービスの展開を見直してはどうか、という提案です。在宅サービスの基盤整備特に都市部における介護ニーズに柔軟に対応するために、訪問と通所を組み合わせたような新サービスをつくり、逆に夜間訪問は定期巡回サービスに統合することが可能ではないか、というサービスの統廃合の提案がされています。ケアマネジメントの質の向上ケアマネジメントの質を向上させるために、法定研修を見直したり、更なる業務効率化を目指してICT普及を強化してはどうか、という提案です。在宅医療・介護連携引き続き在宅医療と介護の連携を強化すべく、データ活用をさらに促したり、医療と介護の計画に整合性が確保できるように市町村や自治体を支援するべきという内容です。地域における高齢者リハビリテーションの推進効果のある高齢者リハビリテーション推進のために、ここでは介護保険事業(支援)計画での対応も含めて、とありますが、別紙参考資料ではリハの目標は国で示す指標を参考に計画に記載という部分が強調されていました。この辺りがポイントとなるようです。施設入所者への医療提供。特別養護老人ホームにおける医療ニーズへの適切な対応の在り方として、配置医師、外部医師の役割と評価が実態に即しているのか、見直す必要があると考えられているようです。施設サービス等の基盤整備色々と書いていますが、大きなポイントは特養に対して要介護1、2の方を対象とした特例入所について、要するに受け入れの幅を広げる検討をしましょう、ということのようです。住まいと生活の一体的支援いわゆる地域共生社会づくりの件ですね。住まいと生活の一体的な支援の方策について、介護分野以外の施策との連携や役割分担を模索する動きはすでに自治体や法人単位で動いているところのようですが、引き続き検討を行うということです。介護情報利活用の推進ここでいう介護レセプト情報、要介護認定情報、LIFE情報等について、果ては医療情報なども含めて共有・交換できる全国的なプラットフォームを創設することを目指して法令整備などを進めましょう、ということです。科学的介護の推進LIFEのフィードバックなどが始まっていますが、まだまだ課題も多いようですので、改善が必要との認識を表現しています。財務状況の見える化ポイントはふたつです。介護サービス情報公表制度で職員の賃金なども公表してはどうか、ということと、社会福祉法人以外の介護サービス事業者も財務諸表等の経営に係る情報を届け出るようにしてはどうか、ということです。介護現場の安全性の確保、リスクマネジメントの推進表題の件について、好事例の共有などを積極的に行いましょう、ということです。最後、高齢者虐待防止の推進。色々と方策はありますが、件数が高止まりしていることを踏まえて一層の強化をしていきましょう、という内容です。以上、今週の介護保険最新情報でした。今週もご視聴いただきありがとうございました。