先週は「介護保険最新情報」が発出されました。また、社会保障審議会では介護給付費分科会 第222回が開催されています。vol.1168 「ケアプランデータ連携システム」の 国際福祉機器展での出展について(情報提供)株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。%3Cdiv%20style%3D%22padding%3A56.25%25%200%200%200%3Bposition%3Arelative%3B%22%3E%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fvideo%2F861468358%3Fh%3Dfd9e4630ed%26amp%3Bbadge%3D0%26amp%3Bautopause%3D0%26amp%3Bplayer_id%3D0%26amp%3Bapp_id%3D58479%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20style%3D%22position%3Aabsolute%3Btop%3A0%3Bleft%3A0%3Bwidth%3A100%25%3Bheight%3A100%25%3B%22%20title%3D%221_%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%83%85%E5%A0%B12023%E5%B9%B49%E6%9C%881%E9%80%B1%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fapi%2Fplayer.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eこの動画はご自由にご覧いただけます。ぜひ事業所内で転送し、ご活用ください。メルマガ登録していただくと、最新情報がお手元に届きます。登録は「こちら」はい、こんにちは。介護と言えば日本経営、株式会社日本経営の沼田です。介護保険最新情報と介護報酬改定のトピックということで、2023年8月13日から8月19日までに出された情報についてお送りしています。免責事項です。動画視聴に際しては本内容をよくよくご理解の上、用法用量を守り正しくご視聴ください。目次です。本期間中は介護保険最新情報が3つ更新されていましたので、そちらの紹介をいたします。社会保障審議会につきましては、介護系分科会の更新はありませんでしたので、紹介を割愛させていただきます。では、介護保険最新情報についてです。8月31日に発信されました第1168号では、「ケアプランデータ連携システム」の国際福祉機器展での出展について(情報提供)、となっています。本発信の通知対象は各保険者介護保険主管課あるいは室、そして各介護保険関係団体、となっています。こちらは、表題にもありましたように情報提供の通知ですね。「ケアプランデータ連携システム」のブースをHCR、国際福祉機器展に出展する、というお知らせです。ケアプランデータ連携システムについては、介護保険最新情報で何度も上げられており、それに伴って本動画でも繰り返し紹介されてきましたが、今年からいよいよシステムがリリースされて、ケアプランを紙からデータに運用をシフトしていきましょうという機運が高まってきましたので、行政も告知を強化してきているというところかと思います。期間については、プロモーション動画はすでに流されているようですが、展示自体は9月27日から29日の東京ビッグサイトになります。これを機に直接見たい、触れてみたいという方は、ぜひHCRに足を運んでみてください。つづいて社会保障審議会、介護給付費分科会のトピックについてです。社会保障審議会、介護給付費分科会、第222回は、8月30日に開催され、議題としては令和6年度介護報酬改定に向けて、として、地域包括ケアシステムの深化・推進と、自立支援・重度化防止を重視した質の高い介護サービスの推進についてが上げられています。今回も、議論の内容については詳しくお伝え出来ませんので、議論の論点のみをピックアップしてお伝えしていきます。まず、認知症への対応力強化についてです。論点としては、今後、増加が見込まれる認知症の人に対し、認知症になっても、本人の意思が尊重され、尊厳をもって暮らし続けることができるように、在宅の要介護者も含めた認知症対応力を向上させていくことが求められるが、こうした観点から、認知症関連加算の算定状況や在り方について、どのような対応が考えられるか。また、在宅や施設で生活する認知症の人のBPSDの予防を進め、重症化の緩和を図る観点から、BPSDの更なる理解促進や対応力向上が求められるが、事業所・施設等における体制構築強化に向けて、どのような方策が考えられるか。さらに、現在調査研究においてその有用性を検証・分析している認知症の認知機能・生活機能に関する評価尺度について、今後、介護現場においてどのような活用が考えられるか。この3点です。・医療・介護連携について要介護高齢者が、在宅・高齢者施設・医療機関のいずれの場においても、必要なケアを受けることができるよう、関係機関の連携を充実させる観点からどのような方策が考えられるか。特に、医療においてはより「生活」に配慮した質の高い医療を、介護においてはより「医療」の視点を含めた介護を行うために必要な情報提供の内容や連携の在り方について、どう考えるか。・人生の最終段階における医療・介護について本人が望む場所でより質の高い看取りを実施できるようにするためには、どのような対応が考えられるか。本人の尊厳を尊重し、意思決定に基づいた医療・介護を提供するための医療・介護従事者の連携や支援の在り方、情報共有の在り方についてどのように考えるか。となっています。・新しい複合型サービスについて在宅サービスにおける現状及び課題、将来の地域ごとの介護ニーズの変化等を踏まえ、居宅要介護者の様々な介護ニーズに柔軟に対応できるよう、複数の在宅サービス(訪問や通所系サービスなど)を組み合わせて提供する新たな複合型サービスを創設することについてどのように考えるか、です。・地域の特性に応じたサービスの確保について経営状況やサービス提供状況の地域特性を踏まえつつ、都市部、離島、中山間地域、豪雪地帯など、どの地域においても必要なサービスを確保していく観点から、どのような対応が考えられるか。となっています。本日の最後、ライフについてです。論点としては、LIFEを活用した介護事業所におけるPDCAサイクル推進に向けた取組を推進するため、質の高いフィードバックに資する情報収集及びLIFEへの入力負担の軽減を図る観点から、どのような方策が考えられるか。それと、自立支援・重度化防止に資するサービスの提供を推進していく観点から、アウトカムの視点も含めた評価のあり方、対象となるサービスの範囲についてどう考えるか。となっています。以上、今週の介護保険最新情報でした。今週もご視聴いただきありがとうございました。