先週は「介護保険最新情報」が発出されました。vol.1155 「ケアプランデータ連携システム」利用事業所状況の掲載についてvol.1156 「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様 」の改訂についてまた、社会保障審議会介護給付費分科会では、介護事業経営調査委員会第37回が開催されました。株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。%3Cdiv%20style%3D%22padding%3A56.25%25%200%200%200%3Bposition%3Arelative%3B%22%3E%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fvideo%2F837758044%3Fh%3D6303fe1a57%26amp%3Bbadge%3D0%26amp%3Bautopause%3D0%26amp%3Bplayer_id%3D0%26amp%3Bapp_id%3D58479%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%20style%3D%22position%3Aabsolute%3Btop%3A0%3Bleft%3A0%3Bwidth%3A100%25%3Bheight%3A100%25%3B%22%20title%3D%221_%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%83%85%E5%A0%B12023%E5%B9%B46%E6%9C%883%E9%80%B1%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fapi%2Fplayer.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eこの動画はご自由にご覧いただけます。ぜひ事業所内で転送し、ご活用ください。メルマガ登録していただくと、最新情報がお手元に届きます。登録は「こちら」はい、こんにちは。介護と言えば日本経営、株式会社日本経営の沼田です。介護保険最新情報と介護報酬改定のトピックということで、2023年6月11日から6月17日までに出された情報についてお送りしています。免責事項です。動画視聴に際しては本内容をよくよくご理解の上、用法用量を守り正しくご視聴ください。目次です。本期間中は介護保険最新情報がふたつ更新されていましたので、そちらの紹介をいたします。社会保障審議会については、介護給付費分科会が開催されていましたので、そちらのトピックをまとめて紹介いたします。では、介護保険最新情報についてです。6月14日に発信されました第1155号では、「ケアプランデータ連携システム」利用事業所状況の掲載について、となっています。本発信の通知対象は、各介護保険主管課や室、そして介護保険関係団体にあてられています。既に本動画でも何度か紹介しています、ケアプランデータ連携システムについてですが、いわゆるケアプランをデータ入力し、データでの受け渡しができるシステムのことですが、最新の状況では3月発信のナンバー27にて、4月から本格運用開始となりますよ、という状況となっています。介護現場のICT化の大きな変化のひとつではありますが、今のところ有料サービスかつ任意利用のため、当然ながら100%導入とはなっていません。ということで今回の連絡は、このシステムを導入している事業所の利用状況をワムネットに掲載しますよ、というものでした。7月下旬をめどに進められるようです。確かに、このシステムは双方向のやり取りができなければ大きな効果は得られませんので、相手の状況を知ることができる仕組みは不可欠になりますね。ご活用をいただけると良いかと思います。また、もうひとつ、ケアプランデータ連携システムについて、介護現場の生産性向上に紐づけて、その導入の重要性と効果を伝える資料が新しく配布されています。とにかく今、介護保険においては、次期改定の内容も含めて、生産性向上の流れを大きく推し進めていきたいという意図が顕著に見られています。介護サービスの運営において、このような流れを読み取り、時流に沿った取り組みをすることは非常に重要です。ぜひ、行政のこのような真意を前向きに汲み取り、日々の業務に取り入れることを進めていってください。つづいて、6月15日に発信されました第1156号では、「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様 」の改訂について、となっています。本発信の通知対象は、各都道府県介護保険主管部、局長殿、となっています。こちらについては、最近たまに出てくる情報発信ですが、まず現場運営に関連がありませんので、本当に一言だけ。要するにケアプランデータ連携システムを進めていくにあたり、どんな介護ソフトを使っても共通のデータとしてやり取りができるように、データの共通化を進めているわけです。その、「標準仕様」のなかに、細かい修正があったという連絡ですね。ここに書いてあるように、「前月までの利用日数」のデータ入力項目の枠の大きさが2文字分から5文字分に修正されました、という報告です。たくさん情報が共有されていますが、本当にこれだけのようです。最後、社会保障審議会、介護給付費分科会におけるトピックです。社会保障審議会、介護給付費分科会、介護事業経営調査委員会、第37回は、6月16日に開催され、議題としては令和4年度介護従事者処遇状況等調査の結果について、となっています。基本の介護報酬改定は3年に一度ですが、臨時の報酬改定として昨年、2022年度に処遇改善補助金及び介護職員等ベースアップ等支援加算が変更されましたので、そちらについての影響を等を評価するために調査が行われたということで、その結果が整理されて公表されたという内容です。こちら、細かいデータもたくさん公表されてはいますが、要するに伝えたいのは前年との差額がプラスになっており、どちらも一定の効果を上げていますよ、という報告です。委員会でもとくに議論になるようなことはなく、さらっと進められていましたので、期待通りの成果が上がっているとみて良いのかと思います。処遇改善加算について状況が気になるという方は、元のデータの方を見てみていただけたらと思います。以上、今週の介護保険最新情報でした。今週もご視聴いただきありがとうございました。