先週は「介護保険最新情報」が発出されました。vol.1141 「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について」の一部改正について(通知)株式会社日本経営の沼田潤がポイントを絞り解説します。%3Cdiv%20style%3D%22padding%3A56.25%25%200%200%200%3Bposition%3Arelative%3B%22%3E%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fvideo%2F817152194%3Fh%3D15c6b494b6%26amp%3Bbadge%3D0%26amp%3Bautopause%3D0%26amp%3Bplayer_id%3D0%26amp%3Bapp_id%3D58479%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20style%3D%22position%3Aabsolute%3Btop%3A0%3Bleft%3A0%3Bwidth%3A100%25%3Bheight%3A100%25%3B%22%20title%3D%221_%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%83%85%E5%A0%B12023%E5%B9%B44%E6%9C%881%E9%80%B1%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplayer.vimeo.com%2Fapi%2Fplayer.js%22%3E%3C%2Fscript%3Eこの動画はご自由にご覧いただけます。ぜひ事業所内で転送し、ご活用ください。メルマガ登録していただくと、最新情報がお手元に届きます。登録は「こちら」はい、こんにちは。介護と言えば日本経営、株式会社日本経営の沼田です。介護保険最新情報と介護報酬改定のトピックということで、2023年4月2日から4月8日までに出された情報についてお送りしています。(免責事項:動画視聴に際しては本内容をよくよくご理解の上、用法用量を守り正しくご視聴ください)目次です。本期間中は介護保険最新情報が更新されていましたので、そちらの紹介をいたします。社会保障審議会の介護系分科会等については、開催がありませんでしたので割愛いたします。では、介護保険最新情報についてです。4月7日に発信されました第1141号では、「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について」の一部改正について(通知)、となっています。本発信の通知対象は各保険者主管部もしくは局長どの、です。「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について」の件ということで、まず何のことかと言えば、特養は入所が原則、要介護3以上の方に限定される一方で、居宅において日常生活を営むことが困難なことについてやむを得ない事由があることによる要介護1又は2の方の特例的な施設への入所(以下「特例入所」という。)が認められている。というところはご周知のとおりかと思います。ここに加えて、介護保険制度の見直しに関する意見において、地域における実情を踏まえた適切な運用を図ることが適当であるとされた、ので、これを踏まえて改正した、ということが今回の趣旨のようです。この介護保険制度の見直しに関する意見は、本動画でも繰り返し出ておりますので、その紹介は割愛しますが、該当箇所には何が書かれていたかといえば、こちらになります。特養の入所申込者数について、全体としては減少傾向にあるにもかかわらず、要介護1・2の高齢者にかかる特例入所については、地域によってばらつきがある、とのこと。なので、改めて、特例入所の趣旨の明確化を図るなど、地域における実情を踏まえた適切な運用を図ることが適当、と表現されたんですね。なので、さっそくそれを実施した、ということですね。なので、こちらのように、指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について、に修正が加えられています。全部は掲載できませんので、紹介は一部になりますが、分かりやすいのはこの部分ですね。その他の勘案事項について、もともと柔軟に考えていい、という文言にはなっていますが、そこに「要介護1又は2の方について、居宅において日常生活を営むことが困難なことについてやむを得ない事由がある状況などが考えられること」と、具体的に、この件について一歩踏み込んで考えることを促すような一文が加えられています。そのうえで、このような指針の作成・公表に関する留意事項ということで、各自治体がこちらに関してルール決めを進めることを促すような文書も準備されています。特に、指針にはこのような内容を盛り込むべきということで、具体的な内容に踏み込まれてきており、かなり本気で前に進めようという意図がうかがえる内容です。これにより、各自治体では要介護1、2の方の特養における受け入れ基準が緩和されるかもしれませんので、皆さんの方でも自地域の動きはどうか、というところを積極的に確認されるとよいかもしれません。以上、今週の介護保険最新情報でした。今週もご視聴いただきありがとうございました。